今日はバンドの人ともあわせての設置練習だった。立ち上げコード(ミキサーと楽器等を接続する、比較的短いコード)のFON端子の半田付けが取れかかっていたりして多少往生したが、なんとか1日を乗り切れた。
次回に活かす反省を述べるなら、いろいろあるが、とりあえずは「耳栓を買っておこう」の一言だろう。イヤホンで音楽を聴くときもせいぜい40～50㏈の僕には多少うるさすぎた。また100均に行くか…
その後は友人3人とラーメン屋に行った。おいしいラーメンだったが、多少豚骨の臭みが強く、僕には合わないラーメンだった。友人には味の感想として「美味しかった」とだけ言った。本当に美味しいと思ってる人の気持ちを濁すような事はしたくない。
もしかしたら僕は豚骨ラーメン自体が合わないのかもしれない。(多少ボロクソ書いてしまったため店名は紹介しないことにする)
───
夜は家族とスシローに行った。が、寿司一貫口にせずに店を後にする事になった。というのも自分の後ろに座っていた家族があまりに行儀が悪かったからだ。指定された座席に着くと座席から身を乗り出してこちらをのぞき込もうとする子供1名の「ご歓迎」を受けた。なんてしつけがなっていないのだとムッとしたのもつかの間、見れば別の子供がレーンに顔を突っ込み、言葉を発していた。そんなことをすればレーン上の寿司に飛沫が飛ぶ。そもそもレーンに顔を突っ込む行為は子供であれ容認しがたい。
ちなみにレーンの流れはその家族連れ→僕らだった。なのでなおさら神経質になる。
当初僕らは少し待てばこの家族が出て行くだろうからそれまで注文せずに待とうということにしたが、次第に子供の行為はエスカレートしていき、見かねたため店員さんを呼んで座席を変えてもらうことが出来ないかとお願いした。満席の状況だから勿論ダメ元ではあり、予想通りダメだと言われた。注意してきましょうか、と提案してくださったが、かかりあいになるのも嫌なので注文せずに退店する事にした。1円も使わずに出て行ってしまうのは嫌だったが仕方が無い。
店員さんもおそらく僕らが退店した後にあの家族には注意をなさったことだろう。「注文なしに退店」という、おそらく取り得る最も強い抗議行動をしてしまったことに一抹の罪悪感を感じると共に(退店した理由は100％「生理的な不快感」であるが)、店員さんにはなんだか頭が下がる。おそらく接客業を経験なさった方の多くがあのような人間を相手にした経験がおありなのだろう。
それで結局レストランに入ったのだが、普段ならいつもの光景になんだか感動してしまった。家族連れの方は当然いらっしゃるが、子供からご尊老方に至るまでみな行儀良く談笑しながらディナーを楽しんでいる光景に。
店のBGMがかすかに聞こえる本来あるべき姿をしたレストランで、モヤモヤを抱えた心がコーヒーを飲んでリラックスでき、食事を出来た。そのことが今日のディナーを今年一おいしい料理に感じさせた。
今日のことはおそらく良くも悪くも忘れることが出来ないだろう。
店はトバッチリで申し訳ないがもう一生スシローには行かないことにした。このようなことは人生で初めてだ。このような家族が来るのならまたこのようなことが起こり時間をロスしかねない。というか単純に今日のことがチラつくだろうからだ。記憶とはいい、生理的不快感を感じながら誰も食事はしたくないだろう。
僕はマナーについては厳しく躾けられた。今日この反面教師さまを拝めたことで、厳しく躾けてくれた親に内心本当に感謝した。ああはなりたくない。
