今日は完全な回復日として過ごした。午後からは歯医者に行って定期検診を受けた。どうやら親不知第1号が生えつつあるらしい。
修学旅行は火曜日から始まる。睡眠不足が予見されるから、土、日、月は早寝を心がけないといけないだろう。笑
余談
昨日自分に課したお題である『競馬』の事をニワカな自分なりに書こうと思う。
ウマ娘のブレイク。人気は衰える事がない。僕もウマ娘から競馬を色々と勉強した。今年はエフフォーリアが圧倒的な強さを見せ、多くのウマ娘ファンに印象を焼き付けた。また王道距離の中距離だけでなくマイル距離が盛り上がった年だった。
ターフを去った競走馬も多くいる。九州産馬で初めて重賞を制し、G1スプリンターズSへの出走を期待されていたが、左第1指節種子骨々折で競走能力を喪失し、引退し繁殖入りしたヨカヨカ、引退レースで1着を取って有終の美を飾ったグランアレグリア、コントレイル…。
全ての馬が生きて引退する訳ではない。
名馬を調べていて特に記憶に残った馬がいる。『サイレンススズカ』。彼の戦績についてここで詳細に語ることはしないが、武豊Jとタッグを組んだのちの彼は鎖を外されたようにハイペースな逃げを展開し、どこまでも強すぎる彼への観客の熱狂を映像を通して感じる事が出来た。
年始のバレンタインSに始まった彼の連勝街道。G2金鯱賞では錚々たる顔ぶれに対し大逃げを敢行し、11馬身差での勝利を飾った。宝塚記念では圧倒的な強さを持つ3歳馬エルコンドルパサー、グラスワンダーと対決し、影さえ踏ませぬ強さで重賞5連勝を飾った。
そして生涯最高の出来で挑んだ天皇賞秋。単勝オッズは驚異の1.2倍で誰もが勝ちを確信した。彼は大逃げを敢行。第3コーナーまで先頭を譲らず突破した。
しかし第4コーナーを越えた先に彼の姿はなかった。第4コーナー手前でサイレンススズカは失速し、外側に退避した。彼は左脚を骨折しており、予後不良となってしまった。
もちろん、その裏では屈腱炎を克服し優勝した8歳馬オフサイドトラップもいた。サラブレッドの数だけ物語がある。サイレンススズカが第4コーナーを超えてもし勝ったなら…とたらればを語るのは良い事ではないのかもしれない。けどどうしても考えてしまう。ゲーム『ウマ娘』のように、第4コーナーを越えていたら。アニメ『ウマ娘』のように、予後不良に至らなかったら。
遠征先のアメリカでも活躍してその名を轟かせていたかもしれない。そして今でもサイレンススズカの血を継ぐ馬がターフを駆けているかもしれない。競馬史は史実とは大きく異なっていただろう。
明日もまた日曜日が来る。今週からは小倉競馬場でのレースも始まり、競馬をさらに間近に感じる。
今週も一頭の故障もなく、一人の怪我人も出ませんように。